外壁塗装の塗料について

塗料の種類耐用年数備考
アクリル塗料5~6年安価。多くの住宅でスタンダードに使われていた塗料。今でもアパートや木部塗装に使われる。
ウレタン塗料8~9年アクリル塗料に比べて柔らかく、よりよく下地になじむ。最もよく使われている塗料。
シリコン塗料11~15年ウレタン塗料よりもさらに汚れづらく、塗り替えまでのスパンが長い。価格が安くなってきた。
フッ素塗料15~20年非常に汚れづらく、よく屋根に使われる。外壁に使用される事ははあまり無い。
断熱塗料15~20年夏涼しく、冬暖かいを実現する塗料。太陽熱を反射して、外断熱を可能にする。
光触媒塗料15~20年太陽光と雨で汚れを落としてくれる。長い間清潔さを保つことが可能。

油性塗料、水性塗料について

油性塗料、水性塗料のどっちがいいの?なんて質問をよく目にします。

実際これらにはどちらにもメリット・デメリットがあるので、確認しておきましょう。

一番大きな違いは「におい」です。 油性は水をはじいてくれるし、やっぱり外壁には一番良いのでは?と考えられがちですが、今現在は技術の進歩により、水性でも油性と変わらない撥水性を持つものもあります。

gaihekisenzai35業者さんが使っている塗料には様々な種類があるのですが、その中でも「水性」と「油性」の塗料があり、それぞれ効果が異なっており、メリット・デメリットもあります。

ここではその塗料の水性と油性の違いについて書いていきたいと思います。DIYを利用するときなどにも参考になるかと思います。

 

 

水性塗料と油性塗料の一覧表

比べるデータ水性油性
コスト安い高い
耐久性弱い強い
におい弱い強い
乾燥するまでの時間遅い早い
環境・人体への影響軽い重い
温度が低いと塗装できない場合がある関係なく出来る
金属部分などに不適の場合もある問題なく出来る
そのまま塗れる?油性の下地が必要な場合がある(コスト増)
そのまま塗れる
外壁や屋根になじむ?なじみにくい良くなじむ
室内の塗装に使える使えない

水性塗料も油性塗料も水に流れない

weather020水性と油性と言えばマジックやインクで聞いたことがある方も多いと思います。マジックの場合は、水性は水に溶けて、油性は水に溶けない、なので、水性マジックは水で洗えば落ちるけれども、油性マジックで書いちゃったら、水で流してもなかなか落ちない、という認識かと思います。

ですが、水性塗料と油性塗料ではそのようなことはなく、しっかりと乾燥した状態であれば、水性でも油性でも水に流れることはありません。

かなり大まかな言い方になってしまいますが、水性塗料は塗料が水に溶けていて、油性塗料は油に溶けています。水や油が抜ければ残りの塗料が外壁に定着し、家の保護や彩色をしてくれるというものです。

どちらの塗料を使えば良い?

油性と水性どっちがいい?時勢としては水性がどんどん主流になってきており、出来るだけ安価にするなら水性にすれば問題ないです。技術の進歩により油性に劣らない性能をもつ水性塗料もあります。

基本的には昔から利用されてきているのが油性塗料で、科学の進歩に伴って安全性の高い水性塗料が使われるようになったという事です。

また、以前は水性塗料はさびてしまう金属部分には塗れなかったのですが、今はさび止めの水性塗料も出てきていますし、油性に負けないぐらい高性能の水性塗料が出てきています。もちろんその分コストはたくさんかかってしまいますが、どのような塗料が良いのかというのを塗装屋さんに確認しておくと良いでしょう。

油性にはさらに1液型、2液型がある

油性塗料1液型は一つの液体だけで塗ることが出来るもので、2液型はその名前の通り、2つの液を利用した塗料です。主剤と硬化剤をまぜて使うことで耐久性が格段にあがるので、耐久性重視なら油性2液型が良いです。ですが2液型は熟練したテクニックが必要になってくるので、その分、工賃、人件費がかかってしまうのがデメリットです。

1液型と2液型について

油性塗料はさらに1液型と2液型に分かれます。 1液型は水性よりもさらに耐久性が高くコストパフォーマンスが良いです。 2液型は硬化剤を混ぜながら使うもので、難易度などは上がりますが、耐久性、密着性が非常に高いです。