jinbutsu24外壁塗装というのは専門的な分野で、素人は外壁塗装のリフォームにいくらかかるか全く分かりません。

例えば家を購入するのなら「この周辺でこの大きさの家を買うなら約1500~2000万円くらいかな」という感じで近所の状況や購入する家の大きさなどから相場を算出することが可能ですが、外壁塗装の場合は隣の家でも壁の素材や使用塗料、面積などが全く違うので参考にならないのです。

それに加えて、外壁塗装のリフォームは、数年後でないと手抜き工事かどうか分かりません。しっかりとした外壁塗装のリフォーム業者なら10年持つところを、例えば手抜き工事のせいで耐用年数が数年縮まったとしても分かりませんし、何年かしか外壁が持たなかったとしても、そのときには後の祭りなのです。

実際に、数年後に手抜き工事だったと気づき施工した業者に連絡をするとすでに電話番号が不通になっていたというケースも多いです。

これらの理由から、外壁塗装のリフォームは非常に手抜きをしやすい工事とされています。

もちろん悪徳業者はそれを分かってあなたの財布を狙ってきていますので、十分に注意しておく必要があります。

外壁塗装の悪徳業者の被害に遭わない為に何をするべきか、ここではそのことについて書いていきたいと思います。

独立行政法人 国民生活センターの調べでは、日本国内でも1日に約20件もの悪徳外壁塗装業者とのトラブル被害相談があります。騙されたことにすら気付かずにいる人も含めると、相当数の人が悪徳業者の餌食になっています。

悪徳業者の手口とは?

不安を煽ってくる

  • samazamanahito018「このまま放っておくと、大変な事になってしまいます」
  • 「すぐに外壁塗装リフォームしないと、雨水がしみこみ壁が内側から腐っていきます」

など、やたらとそれらしい事で不安を煽ってきます。

確かに専門家っぽい営業マンにそう言われると不安はなってしまいますが、外壁塗装工事は「今すぐに工事しないと手遅れになる」という事はありません。数日でそこまで変わりませんので、まずは落ち着いて考えてみましょう。

数十万円単位の値引きをしてくる

money062「本来は200万円のところ、今日契約してくだされば、150万円に値引きいたします!」など数十万円単位、時には百万円以上の値引きをみせてきます。

どんな理由をつけてきたとしても、大幅すぎる値引きをしてくるような業者に優良業者はありません。

同じく「お客様は特別にこの地域でのモニターという事で、半額で工事をさせていただきます」なんて言う業者がいますが、このモニター価格も悪徳業者がよく使う手口ですので要注意です。

実際にモニター価格といって出した見積り額が、優良な外壁塗装業者の倍以上だという事もあります。

「足場代無料」を売りにしている悪徳業者もいますが、その場合は足場代が無料でお得だと思わせる一方、塗料の単価が非常に高額な金額になっていることが多いです。

飛び込みで営業してくる

078ある日突然訪問してきて、外壁塗装に関する様々な事をいってきます。外壁塗装の劣化は外から見てすぐに分かるので、悪徳業者のターゲットになりやすいのです。

飛び込みで訪問販売に来るような業者は悪徳業者、手抜き業者の可能性が高いので注意です。「今は考えていません」というお断りの一点張りで帰ってもらうようにしましょう。

「無料で外壁・屋根を点検いたします」と言ってくる悪徳業者も多いですが、間違っても家を詳しく見せてはいけません。最低な悪質業者は調査するといってこっそり傷をつけ「かなり傷んでいました」なんて言ったりしてきます。

話を聞く姿勢を見せてしまうと、しつこく営業トークをしたり契約するまで交渉を粘るので、訪問販売の業者は追い返すのが正解です。

外壁塗装で注意するべき営業トーク集

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外壁塗装の営業では様々なトークを使ってその気にさせようとしてきます。

ここではそんな外壁塗装の「気をつけるべき営業トーク」について書いていきたいと思います。

このエリアで実績がない

「弊社はまだこのあたりには進出したばかりで実績がありません」

「ご近所に勧めさせていただく時にこの家をモデルにさせていただきたいので」

などで、先取り感や、特別感を演出してきます。

端から家を見ても「この壁の塗り方はあそこの外壁塗装業者だな」とは、プロが見てもわかりませんし、ましてや私たち素人が見てもわかる物ではありません。

また外壁塗装はその家その家をしっかり塗ることが出来るのであれば、特にエリアごとでの実績は必要ありません。

「このエリアで実績がありません」よりも「日本のどこでだって同様の高品質な外壁塗装を提供しています」となるはずです。

広告として利用させてもらいたい

三叉路(T字路)の突き当たりの家や、角の家などが営業トークで言われるケースです。

「ここに足場を立てて、そこで弊社の看板を立てますので広告になります。その分お安く出来るんです」

足場を組むのは安全にきれいに外壁塗装を行うためにする絶対に必要な道具です。

「弊社は足場に広告を出すことで広告効果を得ています」みたいな場合があるかもしれませんが、普通に足場を出して膜で覆っているのであれば、どの業者も自社の名前ぐらい書きます。

こんな事で安く出来るのであれば、もともと安かったのを上乗せしているようにしか思えません。

モニター価格でお願い出来ませんか

外壁塗装のモニター価格というのは本当に意味がわかりませんし、このような営業トークは載る必要もありません。

例えば、まだ認可が下りていない薬を治験という立場で高額な報酬をもらって行うならわかるのですが、少し(もしくは大幅に)割引になるぐらいの話で、大切な家をモニターさせるわけにはいきません。

この営業トークは、まずモニター価格がウソというだけではなく、本当だったとしても危ないお話です。

外壁塗装を完全に無料にした上で300万円ほど謝礼をもらってはじめて「モニターをした」といえるのではないかと思います。謝礼は言い過ぎですが、モニターであればたいてい無料ですよね。

一刻も早く外壁塗装を行わないと大変な事になる

「今日中にでも契約した方がいいです」など、契約をまくし立てるために使う営業トークです。

ただ、外壁塗装の知識として、今日、明日、すぐに家が崩れることはありません。

本日家が無事な状態であれば、一週間~一ヶ月は少なくとも崩れ落ちることはないでしょう。

落ち着いてインターネットなどで調べられたら大変なので、その日のうちに契約させようとしてくるわけです。

外壁塗装という世界においては「今日」と「明日」はそこまで変わりません。

本日中にご契約いただければ割引出来ます

一つ上のものと同じく、今日と明日は事情はそこまで変わりません。

今日出来て明日出来ない事はありません。

外壁塗装の価格は結構融通が利くはずなので、今日出来ることは明日も出来るのです。

例えば、消費税が増税してしまったタイミングで、3%割引してほしい、5%割引してほしいという事も可能なので、「今日契約すれば半額」に出来るほど利益を出すのに余裕があるのであれば、いつもぼったくりの業者なのか、明日も同じ手口をつかうのかどちらかです。

「明日には割り引き出来ない」と言われるのであれば、明日割り引き出来る業者を探しましょう。

悪徳業者の被害に遭わないためにはどうしたら良い??

警察悪徳業者は非常に多い外壁塗装業界ですが、それでは悪徳業者トラブルの被害に遭わないためにはどうしたら良いのでしょうか。

 

 

優良な一括見積もりサイトを利用する

最も簡単でお金がかからない良い方法です。

一括見積もりサイトというのは一つの企業が運営しており、提携している外壁塗装業者に一括見積もりをしてくれます。

自社が紹介する外壁塗装業者が悪質業者だった場合、信用問題に関わり会社の存続すら危うくなってしまいます。ですので自社が契約している外壁塗装の業者に関しては徹底的に調査をしており、悪質な業者は提携できません

悪徳業者を除いた、評判の良い塗装業者の中からさらに比較することが出来るので、安く外壁塗装のリフォームをすることが可能です。

一括見積もりサイトはいくつかありますが、今利用者が増えている外壁塗装駆け込み寺がオススメです。

完全無料・匿名で利用できますし、営業の電話もかかってこないので非常に便利です。

向こうから訪問してきた業者に注意する

meishi見積もりサイトなどを利用すれば十分に防げることですが、訪問販売の営業マンの勢いに負けてしまうということも考えられます。

もちろんすべての訪問営業の外壁塗装業者が悪質というわけではないですが、基本的には悪徳業者か割高で工事する業者が多いです。

面と向かって断ってしまうのは怖いかもしれませんが工事費用が数十万円違ってくることもありますので、毅然とした態度でお断りをしましょう。