塗料の価格と耐用年数を確認しよう

塗料のランク アクリル系約六年ウレタン系約七年シリコン系約十二年フッ素系約十八年光触媒約二十年

塗料は日進月歩で進化を続けており、一番最初に出てきたのがアクリル系塗料でした。そこからウレタン系、シリコン系、フッ素系、光触媒とどんどん高性能なものが開発されています。

今現在は、光触媒塗料などは価格面で非常に高く、金額と性能がまだ釣り合っていないので、今現在の主流はシリコン系の塗料です。もしくは少し安めに抑える場合のウレタン系です。

ただ、暑い夏や寒い冬などにおける断熱塗料などの力、光のエネルギーを利用してセルフクリーニングをする塗料は一つ上の品質を求める人に非常に人気があります。

塗料にかかるおおよその相場

こちらの表は、一般的に出されている塗料にかかる相場です。

ただ、こちらはあくまで割引や、現場の事情を無視したものなので、本当に厳密な相場を知りたい場合は、外壁塗装駆け込み寺などのサービスで30秒ほどで出せるので利用してみましょう。

建坪アクリル系ウレタン系シリコン系フッ素系断熱塗料光触媒など
2080000085800065000080000011830001300000
40117800012540001100000140000017290001900000
50161200017160001550000200000023660002600000
70198400021120001980000250000029120003200000
80241800025740002400000310000035490003900000
100279000029700002850000365000040950004500000
110322400034320003300000420000047320005200000
130359600038280003700000475000052780005800000
140403000042900004100000530000059150006500000

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塗料のランクは家全体でそろえましょう

アドバイスをする女性同じ耐用年数なら良いのですが、箇所によって、耐用年数が違う塗料を使い分けるのはやめましょう。

極端な例で言えば、外壁をアクリル系塗料(耐用年数6年)、屋根を光触媒塗料(耐用年数20年)で塗ったとすると、どうしても先にアクリル系塗料がはがれてきてしまいます。

そうすると、先に外壁だけ塗装の依頼をして、外壁の為だけに足場を組む必要があり、余計にお金がかかってしまいます。外壁や屋根を含むすべての外壁塗装は一度に終わらせるのが安く済ませるコツなので、塗料のランクは家全体でそろえる、ということを覚えておきましょう。

ちなみに悪徳な外壁塗装業者の場合、見積書を安く見せようと、上記の様にばらばらのランクで塗装しようとしてくるので注意してください。

失敗しない色選び

面積効果

上の四角二つはどちらの方が色が薄く見えるでしょうか?

人間の目には「面積効果」という現象があり、小さなものは濃く見えて、大きなものは薄く見えてしまうのです。例えば、色のサンプルは小さな四角で見るので、それを見て色を選んでも、実際に家に塗ってみると、仕上がりがイメージと違う、というような事になってしまいます。(上の絵二つは実感できるよう色を変えてあります。)

またそのカラーサンプルは蛍光灯の下で見ることが多いのですが、基本的に家を見るのは外で太陽の光の下です。なので、この点でも仕上がりイメージが異なってしまうでしょう。

うまく色を選ぶコツは、塗装屋さんにお願いして、市内を回って、自分のイメージに近い色の家を言うと良いでしょう。塗装屋さんも協力してくれるはずです。

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