前払いは絶対にしない
外壁等の塗装工事の場合、支払い方は工事完了後に全額を支払うか、契約時と工事が完了したときに払う二通りしかありません。「前払いにすれば割引します!」という業者には注意してください。前払いすると逃げられる可能性があります。
書面でやりとりする
口頭で話し合っただけでは、工事が終わった後にトラブルになる可能性があります(こちらは料金内でやってもらえると思っていたけど塗装屋さんは追加料金をもらう気だったなど)。
コツとしては、家の外の空気に触れている部分のうち、見積書の料金内で何処を塗らないのか、を書面に記載してもらう事です。
そうすることで後から追加料金等がとられてしまうのを防ぐことが出来ます。
※塗装屋と家主の食い違いで多いのが2階バルコニーの床、外の門や塀、雨戸、戸袋なので、ここは塗るのかどうかを書面でしっかり確認しましょう。
塗装工事以外の費用が書かれているか
塗装工事といえど、かかる料金は塗装工事費だけではありません。以下のものが含まれているのかをしっかり確認しておきましょう。
足場代(作業をする骨組み)、ネット養生代(建物を覆うなど)、マスキング代(車などの保護)、シーリング工事費(つなぎ目の工事など)、洗浄費(高圧洗浄機による壁の洗浄)
これらが見積書に書かれていない場合、それがどうなっているのかを事前にはっきりしておきましょう。口頭ではなく書面で行えばトラブルになりません。
※足場代や養生代を無料にしている所は塗料で余計にお金を取っている可能性があるので、信用出来ません。
塗料の種類、塗りの回数などが記載されているか
下塗り、中塗り、上塗りという表現でもかまわないので、何回塗るのかを確認します。また塗料はどこのメーカーのものの、何という名前の塗料のどの色を使うかを明確に記載してもらいます。そうすることで今後のトラブル時にも塗料メーカーに聞くことが出来ます。
※ここでオリジナル塗料とか言っている塗装屋は悪徳業者の可能性があるので契約を見送りましょう。