外壁塗装をする上で、おそらく業者さんにお勧めされるのが雨どい部分の塗装です。
結論としては、
「ついでに雨どいも塗装」ならOK。
「雨どいの為に足場を組んで塗装」はNG。
どういう事かというと、足場をわざわざくんで塗装をする必要はないけれども、外壁塗装や屋根の塗装をする時に足場を組んだ場合、そのついでにやってもらうのが良いと言うことです。
もちろん放っておいても良いほど重要性が低いという意味では決してなく、雨どいが経年劣化で壊れたり、ひびが入っていたりすると、それだけで水などに浸食される箇所が多くなってきます。漏れた部分から水がこぼれ、それが外壁や下の階の屋根に当たって劣化が進むという可能性も高いです。
もちろんこの雨どいの塗装がはげているだけで、印象は多少なりとも変わってきます。
それ故、重要視していない方も多いですが、雨どいも立派な塗装必要箇所となります。
雨どい自体の塗装費用は全体で、4~10万円ぐらいですので、他の所同様、組み込んでおいた方が良いでしょう。
もしどうしてももったいない!という場合は、雨どいのチェックだけ一緒にしてもらいましょう。補修箇所があれば補修です。
DIYは絶対にやめましょう
雨どいをDIYにより、自分で塗ろうと思っている方もいらっしゃいますが、DIYは絶対にやめておきましょう。
雨どいは屋根全体に張り巡らされており、それを塗装するのは非常に困難ですし、屋根の上からの作業にも危険が伴います。また塗料が飛び散って近隣の住民にも迷惑がかかる上、屋根から落ちた場合、骨折などの大けがや死亡事故につながりかねません。
本当にいいことがないので雨どいのDIY塗装は避けましょう。地上部分だけ塗る場合や、はしごを使って塗る場合も、雨どい全体の色合いが違うと見た目に変ですし、苦労に見合ったメリットがないのです。